QPON家3代がYAHOO!9月号に
2001年7月29日発売「インターネット活用ヒント集」
記事を再現して紹介します。詳しくは書店でどうぞ!





インターネットをバリバリに使いこなしている人たち。 でもよく聞けば、特別なことをしているわけじゃない。 自分にとって便利なこと、おもしろいことを追求した結果がネットだっただけ。 きっかけさえあれば、だれでも達人になれる。

アルバムにもなるホームページ

東京・広尾に住む宮本美香さんは、ホームページ「日南子の成長日記」で子供が成長していく様子をつづっている。
娘の日南子ちゃんが生まれた98年8月から現在まで、およそ3年間にわたる成長記録だ。
「始めたきっかけは、地方に住む親類に、子供の様子を簡単に知らせたいと思ったことです。
写真を焼き増しして手紙を書いて・・・・というのは大変ですよね。でもホームページにしてしまえば手間がかかりません」
美香さん夫妻の実家は、愛知県豊田市と北海道の札幌市。
遠く離れた親戚に成長が早い子供の様子を知らせるには、ホームページは最適というわけだ。
このホームページは膨大な写真と日記を見やすく保存しておくための「アルバム」としての役割も果たしているという。
紙の写真を整理してコメントを付け、見やすいようにアルバムにまとめるのは、とても手間のかかる作業。
ところがすべてパソコンで管理してしまえば、文章を書くのも簡単だし、見たい写真を探すのも楽だ。
「後から自分で見返して、あぁこんなことがあったんだな、と思うこともあります。
紙と違ってなくなったりすることもないのもいいですね」
そんな美香さんのホームページ作りのコツは「あまり気合を入れすぎない」こと。
日々の出来事をありのまま伝えることが、長続きしている秘訣だそうだ。


遠くから孫の成長を見守る

豊田市に住む日南子ちゃんのおじいちゃん、宮本幸雄さんは、このホームページについて「我が家がインターネットの恩恵を感じていることの1つ」という
離れていながら毎日孫の成長が手に取るようにわかるのだ。
そんな幸雄さんも、96年からホームページを開設している。
定年退職後はパソコンに向かう時間も増え、さまざまなコンテンツ配信に挑戦中だ。
また、ページ作りを通じて、仲間や見えてくる世界も広がっていくという。
「ホームページ閲覧も視野を広めてくれるが、ホームページ作りはもっと自分の視野を広げてくれます」

宮本美香さん、裕月君(左)、日南子ちゃん(右)
同じ年頃のお子さんがいる方から、ホームページ見たといってメールいただくこともあります。
その中の2人とはいまでもコンスタントにメールのやり取りしているんですよ。


日南子の成長日記
娘の日南子ちゃんと息子の裕月君の成長をつづった記録。
日付順に写真と日記がまとめられている。
https://pariparin.com/


愛知県豊田市から孫の成長を見守る宮本幸雄さん


還暦QPON
動画や野の花図鑑など、楽しめるコンテンツが満載。
今春には知人の要請を受け、ホームページ上で対局できる囲碁盤を開発した。
https://qpon.fun/


P58 Yahoo!!InternetGuideSEP 2001