(自分のデスクや自宅からホームページを発信する方法)

あなたのパソコンがWWWサーバーになる



社内LANにつながったデスクのパソコンの場合

ワードやエクセルでデータベースを構築

多くのパソコンにプレインストールされている 「インターネットエクスプローラ」と「ワード」や「エクセル」があれば、 マイクロソフトが無償配布している「パーソナルwebサーバ」をインストール するだけで社内LANにつながった、あなたのパソコンでホームページが開設できる ことを知っていますか。
私の会社では、各職場がイントラネットでのホームページを競っていますし、 「ワード」や「エクセル」だけでデータベースを構築しエンドユーザーコンピューティングを実現しています。

@ まず調べること


「コントロールパネル」の「ネットワーク」アイコンをクリックし、 「TC/TIP」のプロパティをクリックして、 「IPアドレス」フォルダにIPアドレスが(例 [10.22.1.100] というように)書かれていればホームページが開けます。
(「IPアドレスを自動的に取得」にチェックされている場合は残念ながらあきらめてください)

A 「パーソナルwebサーバ」のダウンロード


アメリカのマイクロソフト社のホームページの中の http://www.microsoft.com/windows/software/localize/jpweb.htmページを呼び出しクリックするだけで日本語版がダウンロードできます。

B インストール


自分のパソコンのハイドディスクに保存された「japwssetup.exe」をエクスプローラで探しクリックするだけでインストールができます。

C ホームページ作成


次のようなディレクトリーが作られています。

├Webshare
│ ├Ftproot
│ ├Scripts
│ └Wwwroot
│   └Default.htm

この「Default.htm」をメモ帳等のエディターであなたの内容に修正してください。

D ホームページのブラウス


他のパソコンでインターネットエクスプローラを起動させアドレス(URL)欄に
あなたのパソコンのIPアドレスを(例 [10.22.1.100] というように)入力して実行してみてください。
あなたのパソコンが「WWWサーバー」になったはずです。

E エクセルやワードのデータを呼び出す


エクセルでtest.xls、ワードでtest.docと言うようなファイルを作って Wwwrootディレクトリーの中に保存してください
そして「Default.htm」の中に
<a href="test.xls">エクセルテスト</a>
<a href="test.doc">ワード テスト</a>
と書き込んでください
インターネットエクスプローラのなかでワードやエクセルが起動しデータが閲覧出来るはずです。

F EUCが簡単に出来る


以前からエンドユーザーコンピューティングが叫ばれていましたが RDB(リレーショナルデータベース)とSQL言語を習得しないと 出来ませんでした
しかしエンドユーザーが必要としているのはワードやエクセル程度のボリュームのデータベースや エクセルで出来る程度の計算がほとんどだと思います。
しかもホストコンピュータを使わずにパソコンで実現できるのです。

G インターネットとの合体


あなたのパソコンにモデムが付いておれば「社内電話」につなごう。
あなたの電話の接続端子に「2分岐端子(数百円)」をつけて モデムにもつなぎ、
そして「Default.htm」の中に
<a href="http://www2a.biglobe.ne.jp/~qpon/">QPONホームページへ</a>
と書いておけばインターネット経由で、私のこのホームページにもこられます。

H 効率化は情報の「後工程引き」


世界的に有名な、トヨタの「かんばん方式」の原則に「必要な物を、必要な時に、必要なだけ、後工程が前工程に取りに行く」 といのがありますが、書類や資料の押し売りを排除し 必要な情報は各職場のホームページに取りに行く事にすれば、ペーパーレスをはじめ、大幅な事務革新ができるはずです。

ダイアルアップでつながった自宅のパソコンの場合